市場の魚屋さん

毎週金曜日、家の近所に市場が出る。

そこには近くの農地から、採りたての野菜を並べる農家さん10軒あまりと、豚肉屋さん一軒、魚屋さん二軒が並ぶ。魚は普段、スーパーでは冷凍された白身魚とエビしか手に入らないので、魚屋さんが出るのは大歓迎。

ただ・・・知らない魚ばかり。海から釣ってきた魚がほとんどなくて、湖から釣ってくる魚が多いからなのか、あるいは熱帯でとれる魚の種類が違うからなのか・・・2週間ほど前、初めて行った時は、知らなすぎる魚ばかりで、買う気にならなかった。今日は好奇心の方が強かった。

1軒目の魚屋さんを覗いてみる。いくらじーっと見つめても、やはり見かけたことのあるような魚は一匹もいない。しかもどれもこれも、和食の茄子のお浸しのように、切り目が細かく刻み込まれている。こんな魚の売り方みたことない。

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とりあえず並んでいる魚の名前をきいてみた。

「アカラ」、はてな、「トライラ」、はてな、「ジュンジェイーラ」、はてな、「ティラピア」、あ!これ知っている!食べたことないけど・・・顔が怖いし、「サイロ」、これもはてなだな・・・

とりあえず何か買って、調理して、食べてみよう。

一番かわいらしい魚を選んで、「“2”ください」というと、「“2”って、2キロ?」、「いやいや、2つ、2個!」と慌てて答える。(これはお肉屋さんに行ってもいつも同じパターン、2百グラム欲しいのに「2キロかい?」と聞かれる。)魚屋のおばさんは驚いて、「たった2つ?あー、わかった、試したいのね」、「いや、われわれお腹が小さいの」と説明しても、なんか悪い気がして、「じゃー、3つください、3個」と、もうひとつ追加してもらう。

おばさんは3つの魚をビニール袋に入れて、私に渡してくれる。

「おいくらですか」と聞くと、「いいよ、持って行って。試して、好きだったらまた来るでしょ。次回買ってくれればいいわよ」、「え!!!いやいや、払います、払います!」といっても、ダメだ、聞いてくれない、魚をくれてしまう。

「Muito obrigada !」(どうもありがとう!)

その後、もう一軒の魚屋さんに行ってみると、またまた知らないばかりの魚と一緒に、なんと鯛(鯛、鯛、鯛!知っている!)、鯛が置いてある!魚は買ったばかりだけど(いや、買っていない、もらった)、鯛は買い逃せないので、ここではお金をちゃんと払ってゲット。

そしてトマトと、セロリと、マシシェという瓜系の野菜(写真右下、網の中に入っている緑のモノ)を買って家に戻ってきた。マシシェ、お浸しにするとおいしいんだ。

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